用途によって千差万別です。
私たちは線材のプロとして、幅広いメーカー様や商社様の
細かいご要望にお応えできる強みがあります。
創業以来、培ってきた多くの協力会社様の
ネットワークを生かし、特殊なオーダーや共同開発の
ご依頼もお受けいたします。
直径0.5mm以下の直線カット、およびインライン加工での線径測定が可能です。
高抗張力線でも、潤滑油などを使用せず、付着物のない加工が可能です。
金属材料の手配から二次・三次加工まで一気通貫でご対応。入手困難な素材の調達や、難加工材もご相談ください。
特殊鋼や非鉄はもちろん、インコネルなどの難加工材の伸線、熱処理、表面処理にも対応します。
三角形や溝線などさまざまな形状の異形線も、精度の高い直線切断が可能です。
工作機械から社会インフラまで、幅広い用途のあるコイル管の切断や曲げ加工にも対応します。
線材のプロならではの強みを発揮し、新素材や新加工の開発もサポート。新たなビジネスチャンス創出に貢献します。
素材の強度化と「ねじれ」の壁
金属線材は「より細く、より強く、よりまっすぐ」が求められる素材です。例えば、医療用のカテーテルでは、直径 0.1 0.2mm という細いニッケルチタン合金が使われますが、強度と剛性の不足が課題でした。特に先端ニードルで差し込むような製品の場合、強度不足で先端が曲がってしまうこともありました。
また、強い引張強度を持つ精密バネなどに用いる場合は、強さと細さの両立に加えて、高い真直度も求められます。しかし、これらの実現は非常に困難なものでした。
このような課題がある一方で、ハイテンや超微細粒鋼などの技術を用いた高強度ステンレス素材の開発が進み、あとはこれらを「より細く、より直線に」加工する技術および設備が必要でした。
大学とのタッグで新素材の開発
通常鋼結晶組織
超微細粒鋼組織
線径を変えながら、何百本、何千本と試作・改良を重ねた結果、これまでにない強度、細さ、真直性を持つ線材の開発に成功。今後、次世代の金属素材が開発された際も、この経験を基に技術改良を行い、川下メーカーおよびエンドユーザーにより高い価値を提供できる生産体制を築いてまいります。